プロアクティブ療法にに出会うまで
私は23歳の時に大人アトピーを発症しました。
皮膚科から渡されるステロイドを何の知識のないまま使用し、症状の改善悪化に一喜一憂し、精神的に振り回される日々でした。
17年間情報収集し続ける中、「ステロイドは悪」と自分の中にインプットされていきました。そして「脱ステ」に憧れのようなものを抱くようになりました。
ネットで見る脱ステロイドによるリバウンドに打ち勝ち、健康的な肌を手に入れている方々が羨ましくて仕方がなくなりました。ステロイドの長期使用が原因の常にあるニキビ，赤味からも逃れたくて。
「脱ステ」、何度か挑戦してみました。。
難しいですよね。。
入院するか引きこもって打ち込めるならまだしも、働きながらの脱ステは身体的症状プラス、会う人会う人「どうしたの？！大丈夫？！」の言葉が精神的にも辛くて。
大体二週間目、瞼が腫れて目が開けられなくなるところで毎回ギブアップでした。目が開けられないと会社にも行けなくなりますからねｗ強制ギブアップです。
脱ステは理想的だけど今の生活をしながら無理だ。働きながらの脱ステは無理だ。
そう思い始めた頃プロアクティブ療法の存在に目を向けるようになりました。
プロアクティブ療法とは
プロアクティブ療法とは、皮膚炎が軽快した後も外用の頻度を減らしながら治療を継続する方法です。
一日二回（2週間）
↓
一日一回（2週間）
↓
一日おき(2週間)
↓
週2回（ゴール）
こんなイメージです。
アトピー性皮膚炎は再発が多いので症状が出た時に薬を外用し、治ったらすぐやめるを続けるリアクティブ療法ではうまくコントロールしずらいのが現実です。
一見炎症が消えたように見えても、皮膚の内部には小さな炎症のもとが残っています。表面的に症状が消えても継続的にステロイドの外用を続け、計画的に使用量を減らしていくことで、副作用の心配なく、ステロイド薬の強力な抗炎症効果の恩恵を受けられる療法です。
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